Yuu
Chiisana tenohira ..

体は僕の心のことを僕よりわかってくれてる緊張すれば 掌に汗が滲むいつだったかなぁ 奥歯を噛み 立ち止まらせたはずの涙に悲しみを悲しむということを教わったのは希望の言葉をたくさんバッグに詰め込んで旅に出た引き返す度に 君は受け止めてくれたいつの日も 言葉を選べず途方に暮れる僕言葉に頼らず抱きしめる君君の方がずっと淋しい思いをしてきたのに

しゃがみこむ背中をさすってくれる いつもそばにある小さな掌どんなに綺麗に飾られた言葉よりも その温もりに助けられてきた何もかもうまくいく時ではなく 何もかもうまくいかぬ時にこそ人は大切な存在に気付くのでしょう どんな僕も愛してくれる君へありがとう いつもそばにいてくれて

草むらに横たわって 流れる雲を眺めると静かな心を取り戻すことができた少しだけ 昨日よりも優しくなれる気がするその場所で一人では生きて行けぬこと かみしめてたそれでも遥か彼方 ゆれる奇跡の花に魅せられて守り抜くべき日常を枯らしてしまうもっと昔 青春を青春とも知らず 駆け抜けてから気付いたように大切な人の大切さを見過ごしてく

美しい想いだけじゃ生きられず 約束の空も汚してしまえたあんなに綺麗に透き通る空の下で その青に「必ず…」と誓ったのにひび割れた理想を手離せぬまま 生きてきた日々を思い返すけど後ろばかり見てたら明日が哀しむから 人は前に進むしかないんだよ目の前にいる愛すべき人のためにも
目に見えぬ傷跡をさすってくれる 優しい掌があるということ世界中に拍手をもらうことよりずっと 大切なものがそばにあった

忙しく暮らす日々に迷い込み 思いやりが無意味に思えても二度となくしてから気付くことのないようにこんな僕を愛してくれる君に 「ありがとう」の詩をつくりました
言葉じゃ足りない きっと追いつけないよ言葉じゃ足りないけど、けど、ありがとう。
Posted on Tuesday, June 9, 2009 / Posted at 3:24 AM